私たちは規則正しく十分な睡眠をとることで心身の疲れを回復させ、質の高い生活を送ることができます。

　しかし、寝つきの悪さや寝起きのだるさ、眠りの浅さなど睡眠にまつわる不快症状に悩む方も多く、世界的にも日本の平均時間は最も短く、睡眠の質の満足度も低い結果が出ています。

　また厚生省によると現代人の5人に1人が睡眠が十分にとれていない状態という調査結果が出ているなど、日本人にとって睡眠の改善は真剣に取り組むべき問題であるといえます。

睡眠に関する悩みには不眠症や過眠症などがありますが、睡眠の悩みで病院へ行く人は不眠に悩む人の方が多いとされています。

いわゆる不眠症といわれる症状にはどのようなものがあるのでしょうか？

①入眠困難

寝ようと思って布団に入ったのに、なかなか寝付くことができない症状です。

②中途覚醒

寝ていても何度も目が覚めてしまう症状です。

③早朝覚醒

起きる予定の時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、眠気はあるものの眠れなくなってしまう症状です。

④熟眠障がい

睡眠時間を確保でき、朝まで眠れたにも関わらず、ぐっすり寝られたという感覚がない症状です。

このように不眠に関する悩みにも様々なタイプがあります。

自分の悩みはどれに当てはまるか確認してみると、1つだけでなく2つ以上のタイプが重なっていることも珍しくありませんが、いかがですか？

原因は人によって様々であるため、生活習慣の見直しなど自助努力で大丈夫な場合もあれば、医師による治療が必要となる場合もあります。

では実際に不眠を招く要因にはどのようなものがあるのでしょうか？

①心理的原因

何かしらのストレスに関連して起こる不眠です。眠れなくなった前後の出来事を詳しく検証すると原因があきらかになることがあります。

②身体的原因

外傷や関節リウマチ、喘息発作、頻尿など身体的な症状が原因で起こる不眠です。

③精神医学的原因

精神神経系の病による不安や抑うつ状態により不眠となることがあります。慢性的な不眠症の3分の1～半数は何かしらの精神医学的な疾患をもっているともいわれています。

④薬理学的原因

薬やアルコール、カフェイン、ニコチンなどがげんいんで起こる不眠です。

⑤生理学的要因

海外旅行や出張による時差ぼけや昼夜逆転など睡眠を妨げる環境による不眠があります。

LuLucareが介入できる不眠は、身体的原因と精神的原因による不眠です。

ご来院いただく方の中には、身体の歪みにより循環が悪くなることで眠りにつきにくくなる場合も多く、施術によりお身体の循環が良くなることで深い睡眠を体感していただく方も多くいらっしゃいます。

また、精神ストレスを抱えている方は、１日の多くの時間を交感神経が優位に働く状態となりやすく、カラダも心も緊張を解くことが難しくなっている方も少なくありません。

LuLucareの施術室は完全個室となり、ヒーリングミュージックの流れる明るく心地よい空間は、心身をリラックスさせてくれる副交感神経の働きを優位にすることが期待できます。